〜機動戦士ガンダム CGで綴る1年戦争〜
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開戦(プロローグ) |
宇宙世紀0079年01月03日 人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになってすでに半世紀。地球の周りには数百基のコロニーが浮かび、円筒の内壁を人工の大地とした。人類はその第二の故郷で子を産み、育て、そして死んでいった。地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に対し独立戦争を挑んできた。宣戦布告と同時にサイド1・サイド2・サイド4に対して毒ガスと核兵器による無差別攻撃を開始し、コロニーを地球圏に落着させるという愚挙に出た。コロニー落しは豪州大陸の地形をも変え、大規模な気象変動をもたらし、23億人もの人々の生命を奪った。 |
青い巨星 MS−05S |
漆黒の闇に青い機体が異彩を放つ。使い慣れたその旧式の機体は、最新鋭のMS−06にも劣らないほどのチューンアップを施されていた。戦場に青い機体が在る時、若い兵士は言いようのない安心感に包まれ、その信頼感に裏づけされた部隊の任務は必ず達成された。誰が語るでもなく青い巨星ランバ・ラルの呼び名は全部隊に広まっていった。 |
黒い3連星 MS-06 |
宇宙世紀0079年01月15日 緒戦の惨劇の覚めやらぬ中、サイド5(ルウム)において初の艦隊決戦が行われた。連邦軍はレビル将軍を立て必勝の構えで望む。マゼラン級戦艦12隻、サラミス級巡洋艦61隻を筆頭とする300隻近くの艦艇を出陣させた。一方のジオン軍は艦艇の数こそ150隻足らずであったが、MS-06を駆る優秀なパイロットによる機動部隊が存在した。数時間の激戦の後、連邦軍艦隊は壊滅的な打撃を受け、将軍レビルは捕虜となった。モビルスーツ部隊、特に黒い3連星と呼ばれた部隊の活躍が目立ったと言う。 |
赤い彗星 MS−06 |
戦場に赤い彗星が走る。シャア・アズナブルは、このルウム戦役で1度に5隻の戦艦を葬り、一躍エースパイロットとなった。苛烈な弾幕をかいくぐり、ブリッジに必殺の一撃を加え、素早く離脱する。パーソナルカラーの赤に彩られたその機体は、その名の通りの赤い彗星であった。 |
初陣 RX−78 |
宇宙世紀0079年09月18日 建設中のコロニー・サイド7に2機のザクが侵入し、奇襲攻撃をかけるという事件が発生した。危機的状況の中、いくつかの偶然が重なり、RX−78・ガンダムに搭乗した機械好きの少年。少年は否応無しに戦闘に巻き込まれるが、ガンダムの性能に助けられ、ザクを葬り去った。この数奇な運命を背負った少年こそが、後にニュータイプと噂されるアムロ・レイである。 |
連邦のMSは化物か!? |
ルナ2を後にホワイトベースは南米ジャブローに向けて出発した。大気圏突入の間隙を縫ってシャアが攻撃をかけてきた。シャアとアムロの力の差は歴然としており、戦局は圧倒的に不利であった。 「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差でないことを、教えてやる!」 しかし、ザクとガンダムというモビルスーツの能力差はそれ以上のものがあった。 「ええい、連邦のモビルスーツは化物か!?」 |
強行突破! |
宇宙世紀0079年09月19日 赤い彗星ことシャア少佐率いる部隊の攻撃を辛くも退けて大気圏に突入した戦艦ホワイトベースであったが、降り立った先はジオン軍の勢力圏の真っ只中であった。ホワイトベース攻撃に当たったのは、ジオン公国公王デギン・ソド・ザビの末子であるガルマ・ザビ大佐であった。空と陸からの攻撃にホワイトベースは苦戦を強いられたが、モビルスーツの活躍によってガルマの包囲網を突破することに成功した。 |
ガルマ特攻 |
宇宙世紀0079年09月20日 戦線を突破したものの、傷ついたホワイトベースは巨体を旧ニューヨークの市街に隠していた。一方、ガルマ大佐は功を焦っていた。目の前に現れたジオン十字勲章ものの戦艦とモビルスーツ。ホワイトベース発見の報を得て緊急出動したガウ攻撃空母の編隊。しかし理由は定かではないが、敵に後ろを取られたガウは総崩れとなり、特攻をかけたガルマもその意を果たすことなく散っていった。尚、戦場から離脱する赤いザクを目撃したとの報が多く伝えられた。 |
新たなる敵 |
ガルマ戦死の報はジオン本国を駆け抜け、デギン公王はその知らせに愕然とした。ジオン本国は直ちにガルマ大佐の敵討ちを任務としたランバ・ラル隊を新型の突撃巡洋艦ザンジバルにて差し向けた。ランバ・ラルは青い巨星の異名を持つ歴戦のつわものである。艦には新型陸戦用モビルスーツであるグフが搭載されている。新たなる強敵が虎視眈々とホワイトベースを狙っていた。 |
砂漠の攻防 |
青い巨星のランバ・ラルが中央アジアの砂漠地帯でホワイトベースに襲いかかる。ある時は砂漠をクッションに、またある時は砂漠を隠れ蓑にして迫る。その強敵を前にセイラがガンダムで発進した。セイラの脳裏には実兄である赤い彗星のシャアの面影が浮かんでいた。そして彼の消息を知りたくて、いても立ってもいられなかったのだ。 「なんとしてもジオン兵と接触しなければ…。」 |
特攻ランバ・ラル |
部下の統率も良く、ホワイトベースを苦しめた青い巨星ランバ・ラルとアムロ・レイの決着の時が訪れた。新型機グフを紙一重の間で倒したガンダムであった。「見事だな! しかし、小僧、自分の力で勝ったのではないぞ。そのモビルスーツの性能のおかげだということを忘れるな!」 大破したグフから脱出する際にラルが叫んだ言葉がアムロの心に響いた。そして「あの人に勝ちたい」とアムロは思うのであった。一方、モビルスーツを失ったラルは充分な補給を受けることもできないまま、ホワイトベースに白兵戦を仕掛け、軍人としての使命を全うして散華していった。 |
リュウ・ホセイの死 |
ランバ・ラルを退けたホワイトベースだったが、クルーは心身ともに傷ついていた。みんなのまとめ役のリュウ・ホセイも例外ではなく重傷を負っていた。そんな折、亡きランバ・ラルの敵を討つためにハモン・クラウレが捨て身の攻撃をかけてきた。ガンダムも出撃したが、爆薬を満載したカーゴの動きを抑えることでいっぱいであった。そんなガンダムの背後にハモンのマゼラトップが迫る。ガンダムは至近弾を浴びこれまでかと思った次の瞬間、横合いからコアファイターがマゼラトップに激突した。コアファイターに搭乗していたのは、重傷のリュウ・ホセイであった。 |
トリプルドム |
「あのパイロットめ、只者じゃないぞ! オルテガ、マッシュ、モビルスーツにジェットストリームアタックをかけるぞ!」 黒い三連星が一筋の流星となってガンダムに迫る。3機の機体を1機に重ねるドムに対して、アムロは真正面からそれを受ける。ガイアのドムが目くらまし発し、マッシュがそれを越えてバズーカを放つ。そしてオルテガがとどめを刺す・・・はずであったが、ガンダムはガイアのドムを踏み台にマッシュのドムを貫いた。そして、機銃掃射を加えながら割りこんできた1機のミデアがオルテガのドムを押しのけた。怒ったオルテガはミデアのコックピットを叩き潰した。ミデアのコックピットにいたマチルダは、自ら手を尽くしてきたガンダムとホワイトベースの為に若い命を散らした。 |
俺を踏み台に!? |
ルウムの英雄・黒い3連星が新鋭モビルスーツ・ドムを操りホワイトベースに迫ってきた。ドムの性能もさることながら、パイロットであるガイア・オルテガ・マッシュのコンビネーション良く、ホワイトベースを苦しめた。しかし、ニュータイプとしての覚醒をはじめていたアムロ・レイは、3人の繰り出すジェットストリームアタックをかいくぐり、マッシュを撃破。ガイアが思わず口にした言葉は、「俺を踏み台にした〜!?」であった。 |
オデッサ作戦 |
宇宙世紀0079年11月07日 地球における覇権を賭けて、黒海沿岸地域のジオン軍地下資源採掘プラントの攻略を目的とした「オデッサ作戦」が開始された。開戦以来、常に守勢であった連邦軍が初めて反攻に出た本作戦は、ガルマ・ザビの戦死に端を発したホワイトベース隊の数々の戦功が可能にしたといっても過言ではなかった。しかし、ジオン地上軍の戦力も依然強大であり、勝敗の行方は誰にもわからなかった。 |
女スパイの死 |
連邦軍基地ベルファストを出港したホワイトベースは南米ジャブローに向けて航行中であった。いつもと変わらない時間が流れていた。ただひとつ違ったことは、女スパイ・ミハルが潜入していたことであった。ミハルが「ホワイトベースはジャブローに向かう」という情報を流したために、ホワイトベースは激しい攻撃に見舞われた。ガンキャノン操縦士であるカイ・シデンの情に触れる中で、ミハルは普通の少女になっていた。カイとともに出撃したミハルは爆風に飛ばされ、大西洋に消えた。カイの悲しみとベルファストで待つ弟妹を残して。 |
アマゾン川流域 |
南米ジャブロー、アマゾン川流域に位置する連邦軍の総司令部。ホワイトベースを追跡中のマッドアングラー隊は、新型水陸両用モビルスーツ・ゾックなどのモビルスーツを投入してジャブローへの侵入口を探索していた。そして、ついに発見された侵入口によって、後日のジャブロー侵攻作戦が実施された。 |
ジャブロー侵入! |
宇宙世紀0079年11月30日 オデッサにおいて大敗北を喫したジオン軍は、残存兵力を結集し、連邦軍総司令部ジャブローに攻め入った。ジオン軍内部からも本作戦の無謀さを説く声も出たが、起死回生を期し作戦の幕は切って落された。北米キャリホルニアベースの戦力の大半をつぎ込んだ戦いであったが、大半の戦力を消耗し、作戦は失敗に終わった。尚、一部のモビルスーツはジャブロー内部に侵入したが、未確認の一機を除くすべての撃墜が確認された。 |
08小隊出動! |
戦闘はあらゆる空間に起こっていた。連邦極東方面軍コジマ大隊下第2中隊所属の第08MS小隊は、ジオン軍との激烈の勢力争いを繰り広げており、今夜も定例の夜間パトロールに出発した。おりしも最前線にてジオン側のザクと遭遇。静寂の暗夜を打ち破る銃声が響く。東南アジアの密林において、RX−78の陸戦用先行量産型であるRX−79は抜群の戦績を収めていた。 |
ルナ2艦隊出撃! |
ルウム戦役において宇宙艦艇の大半を失った地球連邦軍。その悲願であった宇宙艦隊の再建(ビンソン計画)が成就した今、ついに連邦軍は宇宙空間における反攻を開始した。連邦軍唯一の宇宙基地であったルナ2もまた、虎の子のルナ2艦隊を出撃させた。それは、1年前を髣髴させるようなシーンであった。しかし、1年前ともっとも違うのは、その艦艇にジム・ボールといったモビルスーツが満載されていることであった。 |
深海の魔物 |
宇宙世紀0079年12月21日未明 ジオン公国軍特務部隊サイクロプス隊は、「連邦軍北極基地にてニュータイプ用モビルスーツが極秘裏に開発されており、打上げを計画中。」という情報を入手した。厳冬の北極海に進撃した同隊隊長のシュタイナーの乗機・ズゴックE(ズゴック後期生産型)とその小隊は、順調に連邦軍北極基地に接近。極寒の地を揺るがす奇襲作戦は今まさに始まろうとしていた。 |
奇襲! 北極基地 |
宇宙世紀0079年12月21日 ジオン公国軍特務部隊サイクロプス隊は、「連邦軍北極基地にてニュータイプ用モビルスーツが極秘裏に開発されており、打上げを計画中。」という情報を入手した。同部隊はこれを阻止破壊すべく、水陸両用のズゴックE(ズゴック後期生産型)とハイゴック(ゴック改型)の小隊で奇襲作戦をおこなった。北極基地を混乱させ数機のジムを葬ることには成功したものの、モビルスーツの打上げ阻止には失敗し、ハイゴック1機を失い、作戦は失敗に終わった。 |
I shall return... |
宇宙世紀0079年12月27日 連邦軍は宇宙要塞ソロモン攻略を主眼とする「星一号作戦」を開始した。作戦当初は連邦側が劣勢であった。しかし偏光ミラーを利用したソーラシステムで突破口を開いてからは、形勢は一気に連邦側に傾いていった。めまぐるしい戦局の中でもモビルスーツ戦は激しく、ジオン側は試験的に投入したアナベル・ガトー大尉の駆るゲルググが著しい戦果を挙げていた。しかし、一度傾いた戦局の趨勢はいかんともしがたく、結果、撤退を余儀なくされた。この戦いにおいての彼の活躍は、のちに「ソロモンの悪夢」として連邦軍兵士の間に語り継がれていった。 |
恐怖、ビグザム |
ソロモンでの戦いは、連邦軍の勝利で幕を降ろそうとしていた。 ドズル・ザビ中将はモビルアーマー・ビグザムに搭乗し、出撃した。Iフィールド(ビームバリア)によって長距離ビームを跳ね返し、連邦艦隊に向け突き進む。 「このビグザムは、長距離ビームなぞどうということはない」 ビグザムより吐き出すように放たれたビームは、連邦艦艇を包み、連邦軍の指揮官であるティアンムの旗艦も消え去った。 「ビグザムが量産の暁には、連邦なぞ物の数ではないわ!」 |
テキサスの攻防 |
レジャーと牧畜を目的に作られたコロニー・テキサス。ホワイトベースはそのテキサスの暗礁空域にあった。そこに目をつけたマ・クベ大佐はオデッサの借りを返すべく、ガンダムをテキサス内に誘き寄せ、数々のトラップで仕留めようと画策していた。マ・クベ自身、格闘戦用MSギャンに搭乗して機会を狙ったが、アムロ・レイの勘の良さに苦戦していた。見かねたシャアのゲルググが援護に入るが、マ・クベはきっぱりと援護を断った。 「シャア―! ひけい! 今の貴様の任務はガンダムを倒すことではないはずだ。」 援護を断ったものの、マ・クベには打つ手がなく、ついに最期の時を迎えた。 「ウラガン・・・あの壷をキシリア様に・・・届けてくれよ・・・あれは・・・いいものだ」 |
エルメスのララァ |
かつてジオン・ダイクンは、宇宙世紀に適応した人類の革新こそがニュータイプであると訴えた。認識力が高まり、離れていてもわかり合える。しかしそんな理想とは反対に、ニュータイプは戦争の道具として扱われていた。アムロもララァもそんな哀しい人類の一人であった。 「なぜあなたはこうも戦えるの? あなたには守るべき人も守るべき物もないというのに・・・。私は救ってくれた人のために戦っているわ。・・・それは、人の生きるための真理よ・・・。」 戦場でわかり合えた二人であったが、現実は容赦なく二人に襲いかかる。ララァは救ってくれた人のためにその身を費やし、アムロはララァをあやめてしまった。 「人は変わっていくのね・・・。私たちと同じように・・・。アムロは本当に信じて・・・?」 「し、信じるさ! 君ともこうしてわかり合えたんだから…。人はいつか時間さえ支配することができるさ。」 「ああ、アムロ! ・・・時が見える・・・。」 |
ソーラー・レイ |
宇宙世紀0079年12月30日 宇宙要塞ソロモンを攻略した連邦軍艦隊は次なる目標をア・バオアクーに定め一路邁進していた。そんな折、レビル艦隊にジオン公王デギン・ザビが和平交渉の為にグワジン級戦艦グレートデギンで赴くという事態がおこった。「連邦も厳しいが、ジオンも厳しいのだな...。」とレビル将軍が呟いたその瞬間、激しい光の渦がすべてを飲み込み消し去っていった。サイド3の密閉型コロニーを改造したコロニーレーザー砲の一撃であった。 |
最終決戦! |
宇宙世紀0079年12月31日 公国軍の最終防衛線である宇宙要塞ア・バオアクー。連邦軍艦隊は全勢力を注いで攻略に乗り出した。しかし、前日にレビル艦隊のほとんどを失った連邦軍にとってその防衛ラインは強固なものであり、何機かのモビルスーツが要塞に取り付くのがやっとであった。キシリア・ザビ少将麾下のシャア・アズナブル大佐も新鋭機ジオングに乗り込み、ガンダムを求めて虚空のそらへと飛び出していった。 |
SHOOT! |
ジオングとガンダムの死闘は続いていた。ジオングの本体は倒したものの、その頭部(ジオングヘッド)が要塞内に逃げ込んだ。ガンダムも左腕と頭部を失ったものの、依然戦闘可能状態にあった。ジオングヘッドを追って要塞内に侵入したアムロは感じた。 「シャア・・・いるな・・・。」 ガンダムに自動操縦のプログラムを入力して、アムロはガンダムから飛び出した。次の瞬間、ガンダムのライフルが上空を劈き、ジオングヘッドに命中。ジオングヘッドの放ったビームもガンダムに命中し、シャアは機外に脱出した。稼動不能となった両機を残してアムロとシャアの生身の戦いが始まる。 |
ホワイトベース爆沈 |
「ホワイトベースが・・・ホワイトベースが沈む・・・!」 強襲揚陸艦ホワイトベースが最期の時を迎えようとしていた。傷ついた巨体をア・バオアクー要塞の港口のひとつに横たえていたホワイトベース。間一髪で退艦したメンバーらは脱出ランチから沈み行く艦影を眺めていた。連邦軍の最新鋭艦として建造され、数々の戦功と伝説を残した武勲艦は激しい爆発の中にあった。 「アムロが呼んでくれくれなければ、我々は、あの炎の中で焼かれていた。」 「じゃあ・・・このランチにアムロはいないの? ブライト!」 「いない。セイラやミライの方が聞こえるんじゃないのか? ジオンの忘れ形見のセイラのほうが・・・」 |
お帰り、アムロ |
ア・バオアクーの戦いは連邦軍の勝利で終わろうとしていた。ジオングを倒し、シャアとの戦いの中にひとつの決着を見出したアムロは、稼動不能となったガンダムのコアファイターで脱出を図った。戦場を抜けると、そこにはすべてを分かち合った戦友が待っていてくれた。 「ごめんよ・・・まだ、僕には帰れるところがあるんだ・・・こんなにうれしいことはない・・・わかってくれるよね。ララァには、いつでも会いに行けるから。」 |
宇宙世紀0080年01月01日 この戦いの後、地球連邦政府とジオン共和国の間に終戦協定が結ばれた。(Fin)