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旧製品EF65をニコイチで楽しむ KATO EF65 (302)+TOMIX EF65-1100 (2101)
ギヤが磨り減っていて動かないジャンクなKATOのEF65-500(302)を手に入れました。 このEF65はかなり昔の製品でライトが点かない仕様でした。 私のジャンクボックスでたまたま眠っていたボディーのない下回りだけのTOMIXのEF65-1100(2101)。 これを利用して両者を活かす方法はないだろうかとチャレンジしたのが今回の記録です。 まず手元にあるのはこんな状態のパーツ。 単純にボディーパーツを動力に被せれば良いと思ったのですが・・・ パーツ同士が干渉しあって、なかなかすんなりとはいきません。 そして最大の難点は、下回りの動力パーツに比してボディーパーツが長いということ。 ここでもKATOのオーバースケールがネックになります(笑)。 本来ならばボディーを切り詰めて、1/150にするべきなのでしょうが、 今回は ボディーの寸法はいじらず、下回り(具体的にはスカートの位置)を改造することにしました。 まず手始めに干渉しあうパーツの確認。 KATOの窓パーツとTOMIXのスカートパーツが干渉しあっていてすんなりと被さらない様です。 ↓の写真の黒線で示した部分を欠き切ると干渉が解消されます。 ただ、クリアパーツはひびが入り易いので、慎重にカッターで欠き切っていきました。 また、スカートを既存の位置からずらす為には、↓の赤丸で囲った凸部が邪魔になります。 こちらは軟質プラスティックなので、簡単に除去できます。 ↓こんな感じです。窓パーツはまだ干渉したので下部分をもう少し切り落としました。 現物合わせの地道な作業です。 こうして、甚だ無理やりですがボディーを動力に載せることが出来ました。 ![]() 窓越しに見える運転台部分もついでに灰緑色で塗っておきました。 ここからはボディーに手を掛けていきました。 ↓すっぴんのEF65(302)ボディー。 30年位昔の製品ですが、細かなモールドなどもあり、結構良い出来であると思います。 今回、自分に課した工作は、 ・先日見たレトロ横濱号のEF65-501の様な明るいブルーで塗装 ・車体前面部分の誘導員手摺の工作などのメークアップ などでした。 手摺工作のため、0.5mmのピンバイスでの穴開け。 また、テールライトは1.0mmのピンバイスで掘削。加えて、全体にペーパー掛けを行いました。 GREENMAXの青15号(7)にMr.カラーのキャラクターブルー(110)を調色し、 今回は通常の国鉄色よりも明るめの塗装を心掛けました。 GMのクリーム色1号(5)をまず吹いて、青15号改を吹いていきます。 マスキングが本当に大変でした。 とりあえず↓こんな感じです。明るい青でイメージが変わります。 横面上のラインについては二度とやりたくない気分(笑)。 曲面とモールドが邪魔してマスキングがしづらく、何度吹き直したことか…。 ややピンボケですが、特急帯とナンバーにもシルバーを入れてみました。 窓枠に黒色を差して、0.3mmの銅線で誘導員手摺の工作です。 引き続き針金工作。以前に作ったEF210の解放テコ(0.55mm)が太かったことの反省から 今回はそれより細めの0.45mmの銅線で解放テコを作っておきました(グレーで塗装)。 本当は0.3mmで作った方が良い気もするのですが、強度に不安があり0.45mmをチョイスしました。 誘導員手摺をクリーム色1号、屋根板を黒、モニター屋根をつや消し黒、 避雷器をシルバーで塗り、ボディーには保護艶出しのために光沢クリアを吹いてあります。 テールライト部分は、赤く塗ったプラスティック棒を差してあります。 ガラスパーツやスカートを取付けて、とりあえず上周りの完成です。 次に下回りの工作です。 一番の問題は、ボディーが長くなった分だけ、カプラーが短いということです。 ということで、ここからはジャンクパーツが大活躍です。 一位側のカプラーは、見た目重視。プラ板で下の様に工作しました。 白い部分がプラ板工作です(プラ板をL字に組んであります)。最後は瞬着。 ニ位側のカプラーには、私のジャンクボックスで眠っていた切り落としたカプラーパーツ。 これを台車のカプラー穴に寸法を微調整しながらねじ込みます。やはり最後の固定は瞬着(笑)。 スノープロウも取付けて、牽引や試験走行しました。大きな問題はないようです。 カプラー周りをつや消し黒で塗装して下回り終了。 さぁ、ついに上下の合体です。 写真で見ると、 窓枠に差した黒がボディーの厚さの分だけ野暮ったく感じてしまいます。 もう少し写真から清潔感が醸し出せるといいのですが…。 いつもながら仕上げが甘いのですが、まぁ、現在の私の技術と根気ではこんなものですねぇ。 先日見たレトロ横濱号の牽引機(EF65-501)をイメージしての一枚。 レイアウトにはしっくり馴染んでくれます。遠めには粗は目立たないということね。 今回の工作で旧製品よりも明らかに良くなった部分が二つ。 一つは、ヘッドライトが点灯するようになったところ。 もう一つは、カーブ走行時にスカートごと首を振らなくなったということ。 KATOとTOMIXの良いところ取りをしたような気になってます。 眠っている旧製品やジャンク品を利用しての工作は、思いっきったことが出来るので大好きです。 高価な新製品では、とてもじゃないけどこんな この秋に出るであろうKATOのEF65-500の素晴らしさに期待をこめて、 今回はこの辺で終わりにしたいと思います。 後日談1 その後、2009年9月8日にKATOさんからEF65-500(3060-1)が出荷されました。 手には入れていないものの、こちらのサイトさんで克明かつ丁寧な検証がされています。 EF65-500は人気機関車だけにTOMIXさんも含めて本当に素晴らしい製品が出ていて、 今時こんな記事を書いている私の方が赤面モノなのですが…。 「このままではいかん」と思い、少し手をかけました。 屋根の黒色部分を拡張し、屋上機器の増加。 厚ぼったかった黒い窓枠部の厚みの部分を銀色に変更。 その他ボチボチ・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() まぁ、どれほど意気込んでも、所詮この程度です(笑)。 ![]() 今回もお遊び。EF65-1001とのツーショット! お馬鹿でスミマセン、懲りずに頑張りま〜す。 後日談2 その後、TOMIXさんのEF65-541(高崎機関区セットの中の1台)を手に入れる機会がありました。 先日発売になったKATOさんのEF65-500(3060-1)でしたが、私の期待があまりにも大きすぎたせいかもしれません。 KATOさんの新作とよく比べた上でTOMIXさんのEF65-500(P)を購入しました。 解放テコや手摺もなく、パンタ2個とも無、付属品全部無という状態でのジャンク販売だったのですが、 ボディーと走りには問題がなかったので、TOMIXのPS17Bパンタと銀河モデルのEF65-500用手摺、 そして、いつものように自作した解放テコをつけて↑のように復活させた車輌です。 両者を見比べたところ、スカートが奥まっていて、かつ連結器が飛び出ている感じがしました。 ※もちろんそれだけではないのですが そこで、今回もまた少しだけ手を加えました。 以前は左のような感じでついていた連結器ですが、 右のように切り詰めた上で差し込むような形で固定しました。 さらにスカートパーツを赤い線のところで一旦切り離し、スカートをボディー側に直に接着しました。 たまたま同じアングルの写真があるので比べてみると、以前よりもスカートの奥まった感が多少緩和されたと思います。
やや自虐的な写真です(笑)が、手に入れたTOMIXさんのEF65-541とのツーショット。 まだまだですなぁ。 窓枠と塗装面の仕上がり具合が大きな差のようです。 後日談3 どうにもならんことは分かっているのに、性懲りもなくまだ手をかけています(笑)。 気になっていたスカートの乗務員ステップを黒く塗って、パンタの碍子に白、ホイッスルに金色を入れました。 ![]() 台車をばらして、車輪の内側を黒く塗っています。 また、側面モニター窓の縦の桟にシルバーを入れました。 ![]() 今回は逆光の写真になってしまいましたが、TOMIXさん現行品のEF65に挟まれてみました。 ![]() 逆光だと粗が目立ちにくい!?かも(笑)。 下の写真、遠近法がちょっとおかしいのは、真ん中の車体の縮尺がおかしいいからね。 ![]() 今回の工作、仕上がり具合はともかく結構長いこと遊ばさせてもらいました。 近くで見ると「ムニャムニャムニャ・・・」ですが、遠めには私的許容範囲です。 これからも20系あさかぜを牽引してもらう予定です。 レトロ横濱号のEF65-501を見た感動から始まったこの工作。 ジャンクパーツを利用したので工作自体に費用はかかっていないのですが、 比較のために購入したEF65-541が一番高かったというナンセンスな落ちでした。 Copyright(C) 1998-2024 のなか通信 All Rights Reserved |