車両工作
C56小海線にささやかながら愛を注ぐ
KATO C56 小海線 (2020-1)

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2012年10月30日、KATOさんから待ちに待ったC56形蒸気機関車(小海線仕様)が発売されました。
「女房を質に入れて云々」とは申しますが・・

苦しい家計を圧迫してまで新品を手に入れてしまいました。KATOさんのC56小海線、本当に素晴らしい出来です。

C56らしい細いボイラーを忠実に再現した上、おざなりになりがちな先台車のフェイス部分もモールドされており、排障器もセットされていて、よくぞここまでと言った感じです。

前進・後進時には各々のヘッドライトが電球色らしい電球色LEDで明るく点灯して素敵です。こんなに小さなシールドビームがこんなに明るく光るとは・・・。
キャブにもクリアランスがあり、バックプレートも出っ張り気味ではありますが、ちゃんと表現されています。

私の手に入れた個体であえて難点を挙げるならば、起電圧が低く、低速が利き難いところ。第一動輪のバネが強く、ランボードの水平がやや保てていないところなどがあります。

しかし、この内容で希望小売価格の¥10,500-は本当に魅力的です。余裕があればもう2・3両欲しいところですが、質に入れる女房が・・・(笑)。

久しぶりの新品なので相当躊躇していたのですが、結局ちょっとだけ手を加えました。
野辺山の96号機をイメージして、旋回窓や増炭板などのとっても簡単なディティールアップ工作をしました。



比較編

我が家のC12と並べてみました。長さだけ見ると、マイクロさんもなかなかですが・・・

キャブの高さは、遠近法を差し引いてもその差は「すげー」って感じです。

同じ径のボイラーを持った兄弟機とは思えませんが、KATOさんのC56のボイラーが如何に細いかがわかります。
KATOさんから満を持して、待望の小型機デビューです。




ささやかなディティールアップ編

ささやかですが、ディティールアップです。イメージしたのは私の大好きな野辺山に鎮座する96号機でした。

今回の工作の主眼は”可逆性”。

チキンな私は、手に入れたばかりのC56に大規模な工作を行う勇気がないのです。トホホ(笑)。ですので、今回の工作はすべて木工用ボンドを利用しておこなっています。
※嫌になったら元に戻せるような工作をしています

以前に手に入れていただるまやさんの”C12・C56エッチングナンバー”を利用して、まずは96号機に仕立てます。
次に銀河モデルさんの旋回窓からC57用の物をキャブの前面窓にペタリ(←)。

最後にテンダーの炭庫に増炭板をペタリ(↓)。


たったこれだけのディティールアップですが、96号機になった本機への愛着は倍増です。



完成編

ささやかなディティールアップの完成です。

私の店の貸しレイアウトで、チビロコ線(R140ベース)を颯爽と駆けてくれます。











チビロコ線は文字通りチビロコやBトレなどの為の線路なのですが、これからはこのC56が機関庫の主となってくれそうです。



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