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横浜 / 横浜市電のとある電停
先日作成したフルスクラッチの横浜市電500型。 この車輌たちの居場所を作ってあげたいと思ったのが今回のminiジオラマ工作の発端です。 ![]() 横浜市電保存館へ何度か通ったり、色々と資料写真を見たりしたのですが、 なかなか当時の電停の詳細な写真というのは残っていないようです。 個人的には、弘明寺や芦名橋辺りをイメージして作成しようと考えたのですが、 出来上がったジオラマの電停は、当時の実際の電停とはかなり違うようです。 そこで、どことは限らずに雰囲気でということで、”とある電停”を作成してみました。 とはいうものの・・・ 横浜市電廃止前後に生を受けた私には、当時の雰囲気が記憶に残っていないのですが(笑)。 用意するものは、100円ショップで売っている角型ジオラマケース、厚紙、針金、 2mm厚の発泡スチロール板(表面に紙の貼ってあるもの)、プラ板、プラ棒、接着剤などなど。 レールには枕木を外したフレキシブルレールを使いました。 実際の工作 まずはジオラマベースに合わせて2線分のフレキシブルレールを設置しました。 この配置によって大体のレイアウトの構図が決定してしまいますので、意外と大切な工作です。 また、枕木がないので、レール幅が一定に保たれるように慎重に接着しました。 接着したレールとベース台座の隙間を2mm厚の発泡スチロール板で埋めていき、 いかにも路面にレールが埋設されているという感じを出しました。 600番の紙ヤスリで全体を均してから、電停となる部分を同じく発泡スチロール板で成形。 さらに角型と丸型のプラスティック棒(プラ棒)と針金で電停の表示灯を作成しました。 路面だけでは寂しいので、オブジェとして建物を作ることにしました。 全体の大まかな構図はこんな感じ↓です。 引き続き建物の工作です。 左が建物のガラス(透明プラ板)、右が外装となるモールド(厚紙)です。 建物は、建具屋さんや新聞屋さんのような間口の広い商店をイメージしました。 こんなモールドでも、結構本物っぽく見えるものです。 建物のモールドを取付けて、全体に塗装を施してみました。 横断歩道を書き、電柱や標識、消火栓の表示を建て、0.3mmの針金で架線も張ってみました。 この架線張りに結構苦労しました。 パステルの粉を用いて、ウェザリングを施してみました。 建物に当時風の看板や自転車を配置。 これで市電を走らせるべき舞台は完成しました。 およそ11cm四方の舞台ですが、果たして市電は馴染んでくれるでしょうか? 当時を偲んで記念撮影 市電とちょっとオールディーズな自動車たちを配置してみました。 すこし視線を下げて、歩行者の視線です。 個人的にお気に入りのアングル↓です。 江ノ電などもそうですが、市電がいないときには軌道内に自動車が乗り入れていたようです。 作成した横浜市電500型を二台ともオンステージすることができました。 上から眺めてみました。車と市電がせめぎ合う雰囲気が出ているでしょうか。 埃よけのケースをかぶせて、飾り棚へ。 安いケースですので、カバーの透明度が低いのが残念(笑)。 はがき一枚と同じ位の大きさの小さな小さなジオラマですので、かなり省略やディフォルメを行っています。 そんな中、当時の横浜市電をご存知の方がこの記事を見て、 「あぁ、懐かしいなぁ」なんて当時を思い出してもらえれば、この上なく嬉しい気がします。 後日談 横浜市電最晩年のカラーリングを再現した500型を作りましたので、とある電停にて記念撮影。 この色の市電の方が懐かしい人が多いかもしれませんね。 Copyright(C) 1998-2024 のなか通信 All Rights Reserved |