車両工作
旧製品な交直流電機に手をかける
KATO EF81 (3010-1)

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国鉄が1968年から製作した50/60Hzの交流電化区間と直流電化区間を直通で走行できる三電源方式の電気機関車がEF81。


その万能さを活かして、日本海縦貫線、東北・常磐線など広範囲に亘って活躍中でしたが、
EH500やEF510などの登場で少しずつ現場から追いやられつつあるのが現状です。

かなり前のことですが、KATOさんのEF81(3010-1)のジャンク品を手に入れておりました。
この製品はKATOさんで初めてフライホイール搭載動力し、LEDで光り、スカートも首振りをしない画期的な製品でした。
そんな画期的だった製品も、発売から四半世紀を経て仕様的に見劣りするようになって来ました。

今回は全く遅ればせながらの工作ではありますが、我が家所属のための近代化工作を施したいと思っております。



ディティールアップ工作

まずはテールライトと誘導員手摺のモールドを削り落としました。

銀河モデルさんの電機用テールライトパーツを埋め込み、0.3mmの真鍮線で誘導員手摺を新造しました。
解放テコはKATOさんのAssyパーツ(EF81-300用)から流用したものを穴を穿って取り付けました。

室内は灰緑色、ステップは黒で塗装。

エアホースのモールドは削り落として、銀河モデルさんのエアホースを取り付け、カプラーをCSナックルカプラーへと変更して、スカート周りを引き締めてみました。

屋根周りは碍子をグリーンで塗装。パンタグラフ舟の先端を赤色、擦り板は銅色にて塗装。


たったこれだけの工作ですが、元々走りは抜群なので結構効果が得られますよ。




完成







旧仕様が祟って我が家ではあまり活躍できなかったロコでしたが、今回の工作を経て末永く走って欲しいと思っております。




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