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懐かしの113系 & 自衛艦艦内一般公開

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2009年10月24・25日の両日、
東海道線全線開通120周年・横須賀線開業120周年を記念したイベント列車「懐かしの113系」が運行されました。
最近では目にすることの少なくなった113系湘南色4両と横須賀色4両を連結した8両編成です。
午後3:00を挟んで横須賀駅に20分程停車しているところを見に行ってきました。


東海道線色としてお馴染みの湘南色の113系は2006年3月18日のダイヤ改正を以って、
すでに東海道線東京口より姿を消しておりますので、久しぶりという気がします。


1両目から4両目まで
 

 

横須賀色4両と湘南色4両の連結です。


5両目から8両目まで
 

 

横須賀線・総武快速線の113系は、1999年12月のダイヤ改正を以って引退していますので、
こちらは確かに懐かしい気がします。しかし、今でも田舎(内房線)に行くときには乗っています。


その千葉方面の113系横須賀色もつい先ごろの発表によると
2011年の年末を目処に引退するそうなので、個人的には寂しい限りです。


本日24日はあいにくの天気でしたが、113系とのお別れの涙雨といった感じでしょうか。
やはり横須賀駅には似合いますね113系横須賀色。また会えるよね?



113系を見送って、横須賀駅を出たすぐそばには海上自衛隊の横須賀地方総監部があります。
この日は3年ごとに行われる平成21年度自衛隊観艦式(10/19〜10/25)の一環として、
護衛艦艦内一般公開が行われていましたので、こちらにもお邪魔してきました。



普段は無用には入ることの出来ない横須賀地方総監部です。



国際信号旗を繋ぎあわせ、艦首から艦尾まで満艦飾な護衛艦たちがお出迎えです。


横須賀の吉倉桟橋の一般公開は、護衛艦いなづま、あしがら、掃海母艦うらが、ぶんごの4艦。



各々乗艦してきましたので、ご紹介いたします。




護衛艦いなづま(DD-105)

※↑この写真は海上自衛隊HPよりの引用です

護衛艦いなづまは基準排水量4550t、平成12年竣工のヘリコプター搭載汎用護衛艦です。


装備のひとつ、62口径76mm単装速射砲です。




艦橋は各種操艦装置で溢れんばかりです。


ブリッジから艦首方面を眺め、しばし艦長気分!?






イージス護衛艦あしがら(DDG-178)

※↑この写真は海上自衛隊HPよりの引用です

イージス護衛艦あしがらは基準排水量7700t、平成20年竣工のヘリコプター搭載の新鋭艦です。

イージス艦の特徴であるフェイズドアレイレーダーの覆いが”ほっぺた”の様に見えます。


ステルス性を勘案し、平面で構成された62口径5インチ(12.7cm)砲


対潜水艦装備のひとつアスロックSUM・VLS(Mk41)です。


艦橋のデッキより艦尾方面を見る。



こちらの艦橋も熱気に溢れていました。






掃海母艦うらが(MST-463)


掃海母艦ぶんご(MST-464)

※↑上の2枚の写真は海上自衛隊HPよりの引用です

掃海母艦うらがとぶんごは基準排水量5650t、平成9〜10年竣工の姉妹艦です。
姉妹艦ですが、ぶんごには砲塔が装備されています。



ぶんご艦橋よりうらが艦橋を見る。


ぶんごマストです。満艦飾が鮮やかでした。





あいにくの雨ではありましたが、大変貴重な経験でした。
自衛隊員の皆さんは礼儀正しく、とても親切でした。「やはり海軍さんはスマートだなぁ」などと思ってしまいました。

また、ぶんごの艦橋で士官の方と言葉を交わす機会がありました。
訓練用機雷を敷設して回収するという訓練を反復するそうです。
当たり前のことでしょうが、ひとつでも回収できないと、いつまでも捜し続けるそうです。
責任感を持って職務に取り組んでいてくれる言葉を聞くと、国民の一人としてなんとなく安心できる気がします。

すっかり雨に打たれて濡れ鼠になってしまいましたが、電車好きで艦船好きな私には興奮の一日でした。


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