車両工作
旧製品な電気機関車に手をかける
TOMIX EF64-1001 (2185)

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高崎車両センターに配置されているEF64 1001号機は、
EF55の補機としてぶどう色1号に白帯を配した塗装に変更されており、イベント列車などに活躍しています。


上の写真は2009年6月28日に横須賀駅にて撮影した1001号機。
横須賀線開業120周年のイベント列車「レトロ横濱」をEF65 501とプルプッシュにて牽引してきたところです。

1980年より投入された国鉄最後の直流電気機関車で、性能的にはほぼ基本番台を踏襲しています。
しかし、年月を経た分だけ各部が洗練されており、側面も左右非対称の独特な車体になっています。

この1001号機が気に入って、来訪帳によくコメントくださる健ちゃんさんから譲って頂いた1両が今回の機関車です。


すでにTOMIXさんから新製品(9110)も出ておりますので、全く遅ればせながらの工作ではありますが・・・
我が家所属のための近代化工作を施したいと思っております。



ディティールアップ工作

まずは上回りの工作。
手摺と開放テコを0.23mmの真鍮線にて自作。
エアホースを0.3mmで同じく自作。
我が家に来た段階でスカートはKATOさんのAssyパーツに交換してありました。
カプラーをナックルカプラーに交換し、既存のモールドを活かしつつ、エアホースを0.3mmの真鍮線で新設しました。
トミックスさんの旧製品の最大の欠点である分割線はそのままです。

その為、残念なことに実車に比べると誘導員手摺が上下に短くなっています。私の技量不足がそのまま出ている感じです(笑)。
ヘッドライトもLED化しています。
基盤の電球を外して、抵抗付の白色LEDを設置。
いつもの様にオレンジのマジックで電球色化しています。

屋根周りは避雷器はシルバーにて塗装。信号炎管を別パーツ化して、無線アンテナを新設しました。
パンタグラフの碍子は白色、擦り板は銅色にて塗装。


ウォームギアのうるさい動力はどうしようもありませんが・・・ 動輪輪芯には黒色を差しました。
以上少しでも効果が見られれば幸いです。




とりあえず完成









スプリングウォームの心地よい響き。白帯もちょっとずれていたりして、旧製品らしさは拭えませんでした。
それでも縁あって我が家へやってきたロコです。末永く走り続けて欲しいと思っております。
新製品を愛でて楽しむのももちろん楽しいのですが、手をかけて楽しむのもまた一興。
様々な意味で、その方が私には向いているようです(笑)。



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