| 7月31日の阪神戦(甲子園)で審判員にボールを投げ付け、無期限の出場停止処分を受けた巨人バルビーノ・ガルベス投手(34)が4日、東京・神田錦町の球団事務所で山室代表と話し合いを行った。代理人のオスカー・スワレル氏が同席した会談は約3時間に及び、年俸の残額支払いやペナルティー(制裁金)などについて話し合った。その結果、球団側は野球協約「統一契約書様式・第七条(事故減額)」(別記)に基づいて減俸することを伝えた。プロ野球選手は、2月から11月までの10カ月間が球団との契約期間。年俸1億円のガルベスの場合、停止処分となる8月からの4カ月間分(推定4000万円)が減額となる見込みだ。山室代表は制裁金の処分について「減俸ということです」と、制裁金を含めた減俸であることを明らかにした。会談では、当日の試合をビデオで見ながら、日本の野球についても討議。ガルベスは、各球団間のサイン盗みに不快感を示し、さらに審判団のジャッジにあらためて不信感を口にしたという。また、来季以降の契約についての最終結論は、ひとまず先送りされた。山室代表は、ガルベスに対し「君はファイティングスピリットもあるし、球威
もある。素晴らしい投手」と能力を評価する一方で、暴挙の当事者とあって慎重な姿勢に終始した。「(ドラフトやトレードなど)戦力補強の兼ね合いもあるので、今は何とも言えない」。シーズン終了時まで巨人の保留選手だが、前代未聞の不祥事を重く見ており、依然としてこのまま退団する可能性が高い。 |