諏訪高島城(長野県)
概要
高島城は豊臣臣下の日根野高吉が1592(文禄一)から六年の歳月を賭して諏訪湖湖畔に建てたものである。別名諏訪の浮き城などともいい、関ヶ原以降は諏訪氏が領し明治に至った。明治八年に破却されたが、昭和四十五年に再建。往時は大天守と小天守の連結式であったが、現在は大天守のみの復元となっている。
私見
夕方に訪れたため内部は見学できなかった。現在は公園となっている。城のまわりは堀と道路に囲まれており、当時の縄張が偲ばれる。当時は城の屋根が瓦葺きでなく柿葺きであったそうだ。寒い地方、特に底冷えするような地方ではこのような方法がとられるようだ。