松本城(長野県)
概要
松本城(別名:深志城)は長野県松本市にある。典型的な平城で、勾配のゆるい石垣の上に築かれた五層六階の天守で、現存する天守閣の中では大きいものの一つ。1504(永正一)小笠原氏の一族の島立貞永が築城、以後しばしば城主が交替したが、享保年間(1716−1736)から戸田氏が世襲、明治に至った。現存の天守は1594(文禄三)から慶長(1596-1615)の初めころにかけて石川氏が造営したもの。城郭建築の様式を今にとどめている。
私見
白と黒のコントラストがきれいな城。街の中にそびえたつ雄姿は、内部の急勾配の階段や刀傷の残る太い柱などとあいまって往時の様子を思い浮かべるのに十分である。