miniジオラマ工作
湘南 / 鎌倉高校前駅っぽく

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夏の湘南は気持ちの良いドライブコースでした。
免許を取ったばかりの私が走り回った、古き良き思い出の国道134号線(R134)です。
そのR134で大好きな景色のひとつが、海とR134に面した江ノ島電鉄(江ノ電)の鎌倉高校前駅。


今回はその駅の雰囲気を小さな小さなジオラマにまとめてみました。
※よく見ると、実際の鎌倉高校駅とは異なりますが、まぁ雰囲気ということで。




ベースとなるのは100円ショップで売っているひな壇式コレクションボックス。
他に厚紙、プラ板、2mm厚の発泡スチロール板、針金、接着剤などなど。
線路にはおなじみのフレキシブルレールを使用し、電飾には12V用のムギ球を使いました。

ジオラマベースに合わせて切って折った厚紙の上に発泡スチロール板の積層でホームを構築し、
プラ板で支柱を組み、その上に厚紙の屋根をかけたものが今回のベースとなります。


既にレールも寸法に合わせて切断し、接着してあります。


電飾用の配線をするためにベースの裏からピンバイスで穴を開け、線材を通します。


ムギ球に半田付けし、余った線材は引き戻してムギ球を定位置に固定します。


主にアクリル絵の具で着色をし、線路にバラストを撒き、木工用ボンド水溶液で固着しました。


ボール紙でちまちまと作った柵や既製のアクセサリーなどを流用しながら雰囲気を作っていきます。
架線柱や道路標識なども加えて、手前味噌ですが結構良い雰囲気が出ています。


ここで電飾の点灯テストです。無事点きました。

12Vムギ球なのでNゲージ用のパワーパックをそのまま利用できます。

部屋の電気を消してみました。

この写真では何が写っているのかわかりにくいですが、実際はかなり良い雰囲気でした。
木造の駅舎には電球色が良く似合いますね。


フィギュアや広告シールなども利用してさらに雰囲気作りをしてみました。



さらにパステルを利用して若干のウェザリングを施し、
架線柱には0.3mmの銅線で架線を張ってみました。架線の作成にちょっと苦労しました。



実際の鎌倉高校前駅では、手前側に一段下がって海が広がるわけです。



手持ちのフィギュアの都合で、鎌倉高校前駅という設定にもかかわらず学生がいない不思議。

きっと、この日は休日だったのでしょう(笑)


江ノ電車輌を手に入れたら置いてみたいけど、MODEMOの江ノ電は値段が高いからなぁ。


ということで、江ノ電にちょっと似ている鉄コレのフリー電車を置いてみました。


道路には、腰越から鎌倉方面へとドライブを楽しんでいる設定で赤い小型車を配置。


海に沈み行く夕日が背景にあれば最高ですね。


埃よけのケースをかぶせて完成です。


底辺わずか17cm x 9cmの小さな空間ですが、何か物語のありそうなジオラマが出来た気がします。




後日談

MODEMOの江ノ電(500形)を拝借することが出来ましたので、
待望の鎌倉高校駅前に停車してもらったのですが・・・


江ノ電は意外と長かった〜〜〜(笑)。

何とか停まってもらえたものの、ケースを被せることはできませんでした。

先日見てきた連接車でないトロリーポール仕様のデハ100形(タンコロ)ならば良かったのに。

残念!!




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