訪問先紹介

鉄道博物館

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2011年のお正月休みを利用して大宮にある鉄道博物館へ訪れてきました。


鉄道博物館は1月2日より開館しているので、3が日ならばいつもよりも人出が少ないだろうと思って出かけました。
しかし、帰省のUターンラッシュとも重なり、結構な時間と労力を費やしての訪問となりました。

鉄道博物館はこのようなゾーン構成になっています。


目玉はヒストリーゾーンの実物車両たちですが、下手な写真を沢山撮ってきましたのでちょっとお裾分けです。



ノースウィング


ノースウィングから入場したので、まずは茨城交通でも活躍していた気動車・キハ11-25から拝見。国鉄色は良いですね。


ノースウィングとエントランスゾーンの間にはミニシャトルが行き来しており、誰でも無料で利用できます。


そんな大した距離でないと言えばそれまでですが(笑)。



パークゾーン

ミニシャトルには乗らずにパークゾーンの可愛らしいミニ運転列車を横目に、実物展示車両がメインのヒストリーゾーンへ。


天気に恵まれ、歩くのも気持ちの良い正月の一日です。



ヒストリーゾーン


いよいよ博物館の目玉展示となるヒストリーゾーンです。
ヒストリーゾーンでのお出迎えは、150形式蒸気機関車。1871年に英国から製造・輸入された通称1号機関車です。


その後ろにあったのが、日本鉄道で使用された1290形式蒸気機関車。1881年製造の通称・善光号。


1号機関車の横には、7100形式蒸気機関車。この機関車の通称は「弁慶」、実際には僚機に「義経」「じづか」といった機関車も。


カットモデルで展示されていたのは、珍しいマレー式の9850形蒸気機関車。1913年製造で御殿場で活躍したそうです。


御料車はガラス越しの見学でした。こちらは1891年に九州鉄道が製作した明治天皇専用の2号(初代)御料車。


ED17形式電気機関車は、東海道本線の電化で1923年に英国より輸入された初期の電気機関車。


珍しいアプト式電気機関車は国産初の1921年製のED40。当時アプト式だった信越本線横川〜軽井沢間で使用されたそうです。



一番目立つターンテーブルに鎮座したC57形蒸気機関車。135号機は急行列車の牽引などに主に北海道で活躍した1940年製の4次形。


ちょっと懐かしいぶどう色のEF58形電気機関車。1956年製造の89号機は様々な塗色の時期がありました。


大正時代の1920年に生まれた国産初の本格パシフィック・C51形蒸気機関車。1750mmの同輪径はその後も受け継がれました。


こちらは1957年製造の101系電車。国鉄初の新性能通勤電車ですが、103系も含めてつい最近まで乗っていた気がします。


これまたつい最近まで見かけていた0系新幹線電車。こちらは1964年の東海道新幹線開業時に最初に量産された21-2号車です。


こちらは1980年製造の東北新幹線の200系新幹線(222-35)です。高校の修学旅行時に乗りました思い出の新幹線です。


初の固定編成寝台特急用客車ナハネフ22-1。空気バネや防音窓を採用した1964年の製造当時としては画期的な客車でした。


国鉄初の特急形電車151系を勾配線区用に強化したのが181系電車。1965年製のこのクハ181-45は上越線で活躍しました。


交直両用だったため全国で見ることのできた急行用455系電車。こちらは1965年製のクモハ455-1です。


交直両用(60Hz)で西日本への電化区間で使用された特急電車481系電車。こちらは1965年製のクハ481-26です。


1968年製パワフル直流電気機関車EF66-11。貨客に活躍したお馴染みでしたが、この塗色はなかなか見られなくなってきました。


1975年製造の交流電気機関車ED75-775。700番台は耐寒・耐雪・耐塩害構造タイプで主に東北地方の交流地域で活躍しました。


全国の貨物ヤードで入換えに活躍したDD13形ディーゼル機関車の中から1958年製のDD13のトップナンバーです。


1933年製の初の大型ガソリンカー、キハ41000形式気動車。このキハ41307は国鉄引退後、遠州鉄道、筑波鉄道などで活躍。


戦前を代表する40系通勤形電車で東京・大阪地区に投入されました。こちらは1936年製造のクモハ40074。


1930年製造の特急用一等展望客車マイテ3911。このデッキ構造が魅力です。桃山様式の内装も流石一等車、見事です。


どの車両も貴重なものでした。頭の引き出しがパンク寸前です(笑)。



エントランスゾーン

2階に上がってジオラマ見学。約25m×8mというHOゲージ鉄道ジオラマは、国内最大で総延長は約1400mもあるそうです。

約10分間で鉄道の1日を表現したショーが楽しめます。欲を言えば、もう少し近くで見てみたかったところです。

2階の吹き抜けから1階のヒストリーゾーンを眺める。


まだスペースもありそうなので、これからの展示車両の増加にも期待が持てますね。



ちょっと遠いのでちょくちょく行くことはできませんが、また何年か経ったら訪れたいと思います。


久しぶりの遠出でとっても疲れましたが、今年は良い一年にしたいですね。



鉄道博物館
http://www.railway-museum.jp/

住所:埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
開館時間 :10:00〜18:00(入館は17:30まで)
入館料:一般 1,000円、小中高生 500円、幼児(3歳以上未就学児) 200円
休館日:毎週火曜日および年末年始
アクセス:JR大宮駅よりニューシャトル「鉄道博物館(大成)駅」下車、徒歩1分
駐車場:一般車:500円/日、大型バス:2,000円/日




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