訪問先紹介
相模原 / 鹿沼公園のD52

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貨物を力強く牽引するD51(デゴイチ)はあまりに有名ですが、D52(デゴニ)というとあまり馴染みのない方も多い様です。


D52は太平洋戦争中の1943年(昭和18)から285両が製造された蒸気機関車ですが、その誕生は戦争による国内輸送力逼迫に起因するものでした。
D51の改良型なのですが、牽引力(粘着力)を高めるためにボイラーを可能な限り大型化した、D51よりも巨大でパワフルな蒸気機関車です。


そんなD52の静態保存機が神奈川県内には3台(相模原・平塚・山北)あるそうです。
今回はゴールデンウィークの休日を利用して、相模原の友達に会いに行くついでに鹿沼公園の235号機を訪ねて来ました。


D52-235は1946年(昭和21)に誕生。主に北海道の函館本線や室蘭本線で貨物の輸送に活躍したそうです。


D51を見た時にはステップにボイラーが乗っているような印象を受けましたが、D52はボイラーにステップが付いているといった感じでした。


八部公園のC11と同じ様に、公式側がプラットホームを模した造りになっております。


屋外展示の割に程度が保たれてると思ったら、こちらの記事の様に有志の方が頑張って維持しているそうです。


私が訪れたときにはキャブの中には入ることが出来ませんでしたが、着々と復元されているようです。


この春に政令指定都市になったことを記念して、相模原市には市民に愛されているD52の屋根を作ってもらう訳にはいかないでしょうか。


ところで、この鹿沼公園はJR横浜線・淵野辺駅のすぐ近くなのですが、とても素晴らしい公園でした。
当日は良い天気に恵まれ、ちょうど八重桜が咲き誇っていました。その花嵐の中の見学だったのですが、敷地も広く、遊具も豊富。
公園内の池には”でいだらぼっち”の足跡伝説もあり、D52が誘致されたのはひょっとすると”巨人繋がり?”
などとくだらない妄想を繰り広げてしまいました(笑)。

元気な子供たちの声に囲まれながら、充実した一日でした。
また、行きたいなぁ。



後日談 (2010/11/01)

その後、D52-235の現役時代をイメージした模型を作りました



相模原 / 鹿沼公園
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisetsu/kouen_ryokuchi/005933.html
住所:相模原市中央区鹿沼台2-15-1
最寄り駅:JR淵野辺駅(南口)下車徒歩3分
※午前9時30分から午後4時30分まで見学できるようです
※65台が停まる事のできる無料駐車場があります



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