車両工作
鉄コレ京急230形を動力化
TOMYTEC 鉄道コレクション 京浜急行230形
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地元である横浜・横須賀を走る「赤い電車」。私の大好きな京急こと京浜急行電鉄。
今回はその京急の歴史的名車の工作です。
↑京急ファインテック久里浜工場に保存されている1929年(昭和4)製造の湘南電鉄(京急の前身)デ1形
↑ホビーセンターカトーさんに保存されている268号車
上車両は共に京急230形という括りの中の車両なのですが、時々によってもかなりの違いがあるようです。
他にも赤地に窓周黄色という塗装時期もあるそうで、長期に亘って京急を支えた名車です。
車両としても、16m級の古めかしい車体と編成運用の柔軟さはとても魅力的。
当然、Nゲージでも再現したいのが人情というものですが・・・
既に市販されていたキットはプレミア品で入手困難。代わりにBトレインショーティー版を手に入れていた私でした。
そんな折の2014年年末、上大岡の京急百貨店で事業者限定の鉄道コレクションとしてついに発売されました。
しかしバタバタで手に入れることが叶わず。今頃(2月)になって通販でやっと手に入れることのできた逸品です。
無動力のディスプレイモデル2両に3000円はちと高いが、手に入れたからにはとことん遊ぶぞ〜!
工作開始!
まずはパンタグラフの交換。手持ちのTOMIXのパンタグラフ(PG16だったかな?)へ換装です。
推奨動力はTM-10ですが、手持ちの16m級レールバス用の鉄コレ動力(TM-11R)を転用しています。
連結用のカプラーには、台車マウントのTNカプラーを力技で装着。
T車の車輪も汎用金属品に交換し、T車の先頭端にだけボディマウントのTNカプラーを盛ってみました。
そのままではT車が軽すぎるので、板錘で補重。
さて今回の裏地のお洒落は、仕事で余った木目シート。
これを床板の形に切って貼ると・・・
木製床板の出来上がり!
効果の程は・・・。本当に裏地のお洒落でした(笑)。
連結面にGREENMAXさんの連結幌を装着。
偶数車のブレーキホースも0.3mmの銅線で再現してみました。
実車には縁がなかったので、パッケージの通りの車番設定としました。
ひとまず試運転
R414・R381の複線やR280では特段の問題なく運転できました。
しかしR243では、特定のS字カーブやポイントで脱輪を繰り返します。
どうやらT車の重量が軽く、M車側の台車がM車カプラーに影響されているようです。
そこでT車のウエイトを3倍に補重したところ、脱輪はピタリと止みました。
試みにカーブ半径のキツイR140でも試しましたが、今度は幌が触るようで一部で脱輪します。
単車なら問題のないカーブ半径ですが、やはり連結は侮れません。
まぁ、R140は特殊な環境ですので、とりあえず現状辺りで良しとしますか。
ウェザリングして完成!
いつもでしたら、ここで完成なのですが・・・
今回は屋根と床下をウェザリングしてみました。
屋根板はスェード調ダークグレーを吹いた上から錆色を。
床板は錆色を吹いてからつや消し黒で墨入れ。
パンタグラフもブルーグレーに着色。
碍子と擦板に色挿し。
運転手さんを乗せて完成です!
高価なN完成品にはウェザリングできないチキンな私。
鉄コレにだったらウェザリングできるキャッシュな私(笑)。
内周ローカル線を1周!
レンタルレイアウトであるアーク衣笠本線の内周ローカル線を1周して見ましょう!
ちょっと古めな風景がよく似合う230形でした。
車両販売中
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