miniジオラマ工作
横須賀 / 金谷架道橋

鉄道模型工房のTOPへ



私の地元、神奈川県横須賀市。
横浜方面より帰宅する際に良く通る「金谷」というT字の交差点があります。


実際の交差点は↑こんな感じです。
上を走るのは横須賀線(横須賀〜衣笠間)、下を通るのが神奈川県道27号横須賀葉山線。
この情景に親近感を覚えている私としては、前回の作成に味を占め、
また例の卓上サイズ(23cmx12cm)でジオラマを創ってみようと思いました。

今回も嫁の顔色を伺いつつ、出発進行!



用意するものは、前回同様、100円ショップで売っているが100円で買えないジオラマケースや
厚紙、プラ板、発泡スチロール板、爪楊枝、竹串、針金、接着剤、フレキシブルレールなどなど。
また、今回は信号機にTOMYTECの信号機Bを使ってみました。

どのような構図でジオラマを作成するかが肝ですので、今回も実地調査で何度も現場に通いました(^^:。



ジオラマベースに合わせて切った発泡スチロール板を貼り、
これを削り込み道路の凹凸や傾斜を表現していきます。
※架道橋下に向かって道路が下り、架道橋部の直下は平行です
スロープが滑らかになったら、道路部分に厚紙の灰色の部分を表にして貼り付けます。
プラ板の歩道を設置し、発泡スチロール塊を削りだした石垣をベースに接着します。

信号柱や標識を建てるところには、予めピンバイスで穴を軽く開けておきます。
プラ板で工作した柵や、針金や爪楊枝など造った手摺や信号柱、標識などを建てていきます。
※フェンスは針金やアミを利用して作成してあります

架道橋自身も発泡スチロール板で組んでいくのですが、あとあと作業がし易いように天板はまだ接着しません。


今回、鉄道架線柱は爪楊枝と針金で自作したのですが、次回は製品を買おうとつくづく思いました(笑)。



ここまでくるとあとは塗装と細部の造作とになります。
前回同様、アクリル絵の具での着色です。
バラスト砂や草の素(?)も利用して、それっぽく表現してみました。

で、↓こんな風になりました。
このジオラマも毎日ちょっとずつ造っていたので、完成まで3週間ほどかかってしまいました。



正面上より 左側より

また、手持ちのNゲージサイズ(1/150)の京急バスやNゲージ列車などを配置すると、なんとなく情景に動きがあるように思えます。


実際の風景とちょっと比較

幅23cm、奥行き12cmに過ぎない小さな世界ですが、なんとなく見慣れた風景です。



後日談

その後、念願の横須賀線E217系を手に入れましたので、車輌を置いて改めて写真を撮ってみました。






限られたスペースでのジオラマですので、かなりのものを省略したりディフォルメしています。
そんな中で横須賀の金谷をご存知の方が、「あぁ、あそこだぁ」なんて思ってもらえれば幸いです。

おまけのおじさんたちです(笑)

どこにいるかな?



車両販売中

私のお店、アークウェブショップにてどうぞ

このページのTOPヘ


Copyright(C) 1998-2009 のなか通信 All Rights Reserved