車両工作
蒸気機関車のヘッドライト点灯
KATO D51標準形 (2006-1)
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念願の蒸気機関車(KATO/D51/2006-1)を中古で手に入れました。
白い蒸気と黒い煙を吐きながら、力強く貨車を引っ張って走るD51。
子供の頃のヒーロー・デゴイチですから、模型に対する愛情も人一倍です。
しかし・・・、
煙を吐かないのはともかくヘッドライトが点灯しないのは残念ですね。
ちょっとガッカリしていたところ、こちらのサイトを拝見しました。
とってもわかり易く具体的に解説されていましたので、私も触発されてしまいました。
※もし「私もやってみよう!」と思う人がいたら、こちらのサイトは必見だと思います
準備したものは、ピンバイス、金ノコ、12Vムギ球(3mm)、
導光材(光ファイバー)、接着剤、絶縁テープ、銀紙などなど
まずボディと車体をはずします。
製品付属の重連カプラー交換方法小冊子に、ボディのはずし方が詳しく書いてありますが、
4番目の動輪のやや後ろ上の両側にボッチがあり、これをかわせばボディがスライドして外れる構造になっています。
うまく外れましたら、1mmのピンバイスでヘッドライト中央からボディ内部に向かって穴を開けます。
前にも書きましたが、大事な大事な車両に穴を開ける時は、非常な緊張を伴いますね。
このとき気を付けなければいけないのは、進入角。
↓の赤線の様な角度で、ピンバイスで慎重に掘削していきます。
穴が貫通したら、頭(レンズ側)を少しだけ鋳潰した導光材を差し込みます。
レンズ側は透明なゴム系接着剤で固定してますが、内側はフリーで大丈夫です。
一方で本体ウェイトをおおよそ赤線の部分で切断して、ムギ球の入る場所を確保します。
ムギ球の両足をボディの両側に固定し、ウェイトを乗せ直してテストしてみます。
電極の固定には、私は絶縁テープを使いましたが、はんだ付するのも手ですね。
光ったよ!
あとは、↑のように銀紙などを利用して光漏れをできるだけ防ぐ訳ですが・・・、やはり少しは漏れてしまいます。
高速で走らせると、1番目の動輪付近が薄っすら明るくなってしまいます。
もっとも、真っ暗にして走らせなければ、気にならない程度ですので、気にしないことにします(笑)。
適当な長さで導光材を切断して、ボディをはめなおせば完成です。
本当に先人の知恵は有難いものです。
おかげさまで本来点灯しないはずのヘッドライトが点灯するようになりました。
後日談
静態保存ですが、本物のD51-516を見てきました。改めてD51の力強さを見せられた気がしました。
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