キットの蒸気ドーム砂箱後部形状が2号機のそれとは異なります。具体的に書きますと、キットのものは砂箱の前後が同じアール形状で構成されています。 | |
2号機の蒸気ドーム砂箱は後部の形状がなだらかなタイプですので、その部分をパテで裏打ちした上で、後部がなだらかになる様に削り込みました。 |
火室の蓋に穴を開け、着色してみると、ちょっとそれっぽく見えてくるものですね。完成するとほとんど見えない部分ですが、自動車のプラモデルやフルカウル・オートバイのエンジンの様に、裏地のお洒落(=自己満足)ですね。 |
C62 2はキャブ後ろ褄に窓があるため、次はその作成です。左はピンバイスを利用して開口したところ。 | |
塞ぐ所は塞ぎました。 | |
開口した褄板窓に0.3mmの真鍮線で作った格子を取り付け、屋根後端には1.2mmの針金を利用して石炭散水管を作成しました。 | |
次はタブレットキャッチャーを作成しようと思います。まずは現物写真をじーっと見て、いかに一筆書きでできるかを考えます。そして、0.55mmの針金を利用してパーツを工作していきます。 | |
半田を利用して接合し、左右の部品が出来上がりました。 |
最初にキットの煙室扉のハンドルが非常に気に入らなかったので、0.55mmの針金と半田で作ることにしました。 | |
私の不器用な手先ではこれが限界。こんなものですが、作成には1日中首っ引きで半田と格闘しました。 それでもキット付属の煙室扉ハンドルよりは良くなった様に感じます。 |
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2号機のデフ下の補強板はアルミ板を利用して作成しました。現物合わせで寸法を採り、先端ポンチを利用して裏から軽く叩いてビス止め表現を施してみました。 | |
煙室扉前下のシンダー除けは0.2mmのプラ板で工作。ブレーキホース、連結器周りの鎖なども真鍮線や針金を利用して表現してみました。 | |
3mmの丸棒と0.3mmの真鍮線を利用して標識灯も作ってみました。 | |
前後で都合4個の作成です。設置スペースの関係で、前後で大きさが微妙に違っています。 | |
C62 2と言えば、北海道。北海道の蒸気機関車と言えば、このスノープロウです。やはりこれが装着されると一段と格好良くなります。 今回もC11の時と同様、厚紙でスノープロウの作成です。 |
旋回窓とツララ切りの金網を表現してみました。よく見るとかなり違いますが、雰囲気はこんな感じだと思います。網戸の網、プラ棒、針金を利用して作りました。 | |
厚紙と真鍮線を利用して作ったのが、運転席の窓に付属する風防であるバタフライスクリーンです。非常に簡単なものですが、あると良い感じになります。 | |
Q.厚紙を切り出したこれはなんでしょう? |
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A.テンダー下に付属するATS車上子です。これも簡素なものですが、シルエットは効果的です。 | |
テンダー後梁の下に位置するテンダー排障機です。これもプラ板と厚紙による工作です。 | |
こちらはお遊び。 ちょっと中心がずれてしまいましたが、手書きでヘッドマークを作ってみました。こちらは北海道で牽引したニセコ号のヘッドマークです。 |
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こちらは本州で牽引したつばめ号のヘッドマークです。ちょっとしたお遊びです。 |
小樽築港機関区時代、ランボードに白線が入ったばかりの時期をイメージして作りました。 しかし、参考にした写真に梅小路機関区移籍後のものが多かったので、恐らく細かな箇所ではツッコミどころも多いのではないかと思います。 |
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テンダーと機関車の接合部はどの様にするのが良いか悩みましたが、上の写真の様にパイプを模した針金を連結時に上手く噛み合わせる事で、連結の強化と模型としての密度という一石二鳥の効果を得ることができました。 本当はストーカー(自動給炭機)も連結強化に役立つように作りたかったのですが、テンダーとキャブ両者の高さの都合でテンダー側のみの表現としました。 重油タンクも色を塗ってしまうと紙製には見えませんね。 |
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