ISDNにしました
遅ればせながら、我が家もISDNにすることにしました。 「なぜ、今の時期に?」 我が家はキャッチホンサービスを受けていたのですが、インターネット中に電話がかかってくると、俗に言う「キャッチに落とされる」という状態になってしまうのです。(要するに通話を切断されるということ) そのためにNTTは“キャッチホンU”というサービスを行っているのですが、高い! 月額500円では…。 現在のダイヤル回線の基本料が1750円。キャッチホンを入れて1950円。 ISDN回線にすると、基本料が2830円。(2回線分の容量があるから、キャッチも要らない) プロバイダもデジタル(64k)対応だし、それならいっそ、「ISDNにしちゃえ!」ってことで踏み切りました。 「何が必要なの? 費用は?」 116番に電話して聞くと、無派遣工事ならば、局内工事費2000円+契約料800円+税とのこと。 幸い、TA(DSU内蔵)は持っているし、工事は自分の生業なので、それ以上の費用もかからない。 一般の人は、多分、ここの費用の面でつまづくかなぁ? (派遣工事だと、15000円以上の工事費を取られるみたいだし、TAだって30000円位する。) ついでに長電話対策で、INSタイムプラス(月額350円)にも入っちゃいました。 申し込みから工事まで1週間。窓口の人も対応がよく、すんなり切り替えることが出来ました。 「インターネットの設定は?」 まず、TAのシリアルポートとPCのシリアルポートをケーブルでつなぎます。 (アナログポートからモデム経由の接続では、いままでと変わりませんものね。) パソコンにTAを認識させるために、コントロールパネル(Win)の「モデム」から設定に入ります。 TAに付属のソフト(CD/FD)からドライバーソフトを取り込み、TAが新しいモデムとして認識されればOKです。 TAの設定は使用環境などによって変わるので、割愛します。 ダイヤルアップネットワークの「新しい接続」を選択し、プロバイダの資料と照らし合わせて入力すれば接続はOKです。 あとは、メールやブラウザなどの細かい設定を確認して、インターネット環境は万全です。 「で、どうなの?」 目から鱗が落ちました。 今まで、56kのモデムを使っていたので、そんなに変わらないと思っていたのですが、違いは歴然。 (56kは理論値なので、回線状況によっては、40kを切ることもあった。) 接続までに2・3秒。 (今まではピーギャラ音を聞きつつ、20秒ってところ) 2通のメールチェックに10秒弱。 (今まではこれまた30秒ってところ) なんと、メールチェックが実質10秒で終わってしまったのです。 PCIバスに挿していた56kモデムもこれでお役ご免です。 PCIバスが1つ空いたのは、青天の霹靂でした。 な〜にを挿そうかな? 「従量制プロバイダを使うなら、特にお薦めします。」 我が家は通話料込みの従量制プロバイダ(某D社)なのですが、これによって短縮される費用は、「デジタル回線の基本料アップを補えるのでは?」と思ってしまうくらいです。 そうでなくとも、ストレスの少ないネットサーフィンは、やはり気持ちの良いものです。
|