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失敗&苦労談

今回、私がやったポカは次のとおりです。

CDのターミネーターの設定
 ジャンパーピンを挿す場所を間違えて、正常な動作がおこなわれなかった。
 説明書にはジャンパーピンが挿してある場所は黒く塗りつぶしてあるが、それを空きと勘違いした。

フロッピーの電源供給ケーブルを逆さに挿し、フロッピーのランプが点きっぱなしになった。
 ケーブル・コードの接続ミスには気をつけましょう!

失敗ではないが、SCSIのCDのみを装着したことは、自分の実力の範囲を超えていた。
 「せめてIDEのCDがあればなぁ」と思われる局面が多々あった。
 詳しくは苦労談の方に。

プラグアンドプレイで認識したモデムにLANのドライバを組み込もうとし、入らずに悩んでいた。
 正常な状態ならば、絶対に間違えないのに、極限状態が招いた悲劇であった。
 (LANはISA、モデムはPCIなので、間違えようが無いのだが…)

すべてうっかりミス確認不足によるものでした。



さて、苦労話です。

「すべての元凶はSCSI仕様のCD−ROMあ りました
と書くと、CD-ROMが不良品だったように聞こえますが、そういうことではありません。
通常でしたら、CD-ROMはIDE仕様のものを使うのですが、CD-Rをいずれ増設して使うという目標があったために、できればSCSItoSCSIでシステムを組みたいと考え、SCSI仕様のCD−ROMを選択したのです。

しかし起動ディスクから起動し、OSのインストールする時にCDを認識しないのです。
前々から情報を得ていたので、起動ディスクのConfig.sysとAutoexec.batは変更していたのですが…。

いや〜、困りました。困り果てました。
私の指が、私の友人でパソコンに造詣の深い篠田氏の電話番号をダイヤルするのにそうは時間がかかりませんでした。


真夜中の保土ヶ谷バイパスを疾走する青いハイエース。
言うだけならかっこいいのですが、内心ボロボでした。
荷室には組みあがったばかりのニューマシン。
いきなり二人っきりでドライブを経験してしまいました。

篠田氏の家に到着後、2時間が経ち、CD-ROMを認識するように設定してもらいました。
OSをインストールし、さぁ、再起動。
…Windows98を起動しています。………… …… …。

ふ、フリーズしてる…
…二人で顔を見合わせて、しばし呆然…。

さらに精密検査すること1時間。
CD-ROMのジャンパーピンの設定が違っていることを発見。
再度OSを入れなおし起動するものの、依然、システムが安定していない。
起動時に意味不明の文字の羅列があったり、ファイルが足りないとの警告が出たり…。
その頃になると、東の空が白み始めました。
とりあえず、篠田氏の家を後にした私の心は真っ白でした。

その後、いじりまくり、警告が出はするものの、Windows98が立ち上がるようになりました。
その時点でCDを認識していないので、コントロールパネルで認識させました。
OSが立ち上がるまでは、CDが認識されているのですが、プラグアンドプレイでドライバなどを導入する時点でCDを認識していないため、システムが正常に導入されません。
そこで、システムを一度削除し再導入しようと思い、コントロールパネルのシステムの追加と削除にてWindowsのファイルをすべて削除しました。
真っ白のチェックボックスのすべてにチェックを入れ、再導入。
今度はCDの回転する音が響きます。
導入終了。そして再起動。
…Windows98を起動しています。………… …… …。

おぉ、Windowsが立ち上った!
懐かしい画面だぁ!
作戦は成功しました。


その後、ドライバを一つ一つ手動で認識させ、現在に至っています。
今回の教訓は、”よほどのことが無い限りCDはIDEで”ということでしょうか。
そして、私の周囲に篠田氏や佐藤氏のようなパソコンに詳しい人がいたことに感謝しています。
やはり、持つべきものは…、というべきですね。