宇宙世紀0079年12月27日
連邦軍は宇宙要塞ソロモン攻略を主眼とする「星一号作戦」を開始した。作戦当初は連邦側が劣勢であった。しかし偏光ミラーを利用したソーラシステムで突破口を開いてからは、形勢は一気に連邦側に傾いていった。めまぐるしい戦局の中でもモビルスーツ戦は激しく、ジオン側は試験的に投入したアナベル・ガトー大尉の駆るゲルググが著しい戦果を挙げていた。しかし、一度傾いた戦局の趨勢はいかんともしがたく、結果、撤退を余儀なくされた。この戦いにおいての彼の活躍は、のちに「ソロモンの悪夢」として連邦軍兵士の間に語り継がれていった。