部下の統率も良く、ホワイトベースを苦しめた青い巨星ランバ・ラルとアムロ・レイの決着の時が訪れた。新型機グフを紙一重の間で倒したガンダムであった。「見事だな! しかし、小僧、自分の力で勝ったのではないぞ。そのモビルスーツの性能のおかげだということを忘れるな!」 大破したグフから脱出する際にラルが叫んだ言葉がアムロの心に響いた。そして「あの人に勝ちたい」とアムロは思うのであった。一方、モビルスーツを失ったラルは充分な補給を受けることもできないまま、ホワイトベースに白兵戦を仕掛け、軍人としての使命を全うして散華していった。