1999.04.02 No.1
清原 藪の内角攻め怖くない
巨人清原和博内野手(31)が1日、因縁深い阪神藪に圧力をかけた。昨年は弱点の内角を克服するためにバットをひと握り短く持っていたが、今年は目いっぱい長く持つ従来のスタイルに戻す。「内角を攻められるものなら攻めてみろ」という自信の表れ。今日2日の開幕戦で対戦する藪とは、相次ぐ死球で一触即発ムードだが、やはり悠然と構えて内角球を誘う。「長嶋vs.野村」とともに、こちらの対決からも目が離せない。